【トヨタホーム】階段下の利用方法とスマートエアーズ設置場所の間取りの参考

トヨタホーム

今回はトヨタホームの全館空調”スマートエアーズ”を導入する際に一度は悩む
”スマートエアーズの設置場所”についてご紹介します。
またトヨタホーム以外の方でも階段下収納の設計について参考にできると思います。

・トヨタホームで全館空調 (スマートエアーズ)を導入し間取りを検討している方
・階段下のスペースを有効活用したい方
のヒントになればなと思います。

後でスマートエアーズを移動させると大きなプラン変更になるので早めに検討しておきましょう。

前提:スマートエアーズとは?エアコン機械とは?

全館空調システム「スマート・エアーズPlus」ってなに?という方は
「全ての部屋(基礎も含む)をまとめて冷房・暖房しましょう!
⇨家を丸ごと空調してて快適なお家にしよう!!」
そんなシステムとざっくり考えてください。

このスマートエアーズの仕組みは大きなエアコンから各部屋に冷気・暖気を運び、
全ての部屋をまとめて空調する方法となります。
この「大きなエアコン」をどこに設置するか曲者なのです。

スマートエアーズのエアコン部分。
この機械が空気を吸い込み空調を行う。
大きさは幅と奥行が1.0m弱、高さは1.4m前後(目算)

このエアコン、家全体の空気を吸い込むのでリビングや廊下に近いところに設置が必要です。
これが間取り的に邪魔なんですよ。。。

今回はこのエアコンをどこに設置するべきか?の一例を説明します。

結論(基本編) :階段下に収める

一つの間取り例として階段下設置する方法があります。

一般的に階段下は収納として利用するケースが多いですが、天井が低い部分は使いづらいです。
ですがこのように階段下の奥に設置することですっぽり収まります。

写真の向きで収納を作る場合、奥に行くほど物が取り出しづらい間取りとなります。
ならば低い天井部分にスマートエアーズを設置し、手前を収納にした方が使い勝手が良くなるという寸法です。

また手前の使用例は以下が考えられます。

◯階段下の収納例
・壁側面にラックを設置し小物置きにする
・ダイソン等のスティック掃除機を設置する
・扉の下部を切り取りルンバ基地を設置する

結論(発展編):階段下のさらに奥に設置する。

階段サイズによってはさらに奥に設置することができます。
これにより階段下収納を広げ、さらに使いやすくすることができます。

スマートエアーズ機械室を右側にずらす案

ただしこの間取りは階段サイズ的に設置できない場合があるため、担当さんに確認が必要。
後述しますがちろの家では階段サイズの変更が必要で採用しませんでした。
これが契約前だったらもっと検討して採用していたと思います。

階段を南に25cm伸ばす必要があり、LDKと2階の居室を圧迫 するため見送り

スマートエアーズを階段下に設置するメリットと注意点

以上の設置案についてメリットと注意点をまとめます。

メリット

メリットは下記となります

・「スマートエアーズの設置」というトヨタホームの間取り制限を解消
・階段下の収納を”より使いやすい形”にできる

「スマートエアーズの設置場所」というトヨタホームの間取り制限を解消

経験上トヨタホームの間取りを考える際に注意する点は
・24時間換気を設置するための下り天井
・スマートエアーズ設置
・天井や床下に設置する設備
です。
今回は階段下に”スマートエアーズ設置”することでトヨタホームの間取り注意点を解消できます。

階段下の収納を”より使いやすい形”にできる。

階段下の多くは「収納」として利用されますが、低い天井部分は利便性に難があります。
スマートエアーズ自体の大きさは天井が低い部分とマッチし無駄なく階段下を利用することができます。

注意点

注意点については下記となります。

・階段位置によっては使えない
・空気の流れを考えた収納計画が必要
・通気口設置の可能性

階段位置によっては使えない

スマートエアーズと各部屋の吹き出し口はなるべく離れた位置に設置しなければなりません。
そのため階段の位置によっては空調効率の観点から設置を勧められないケースがあります。

空気の流れを考えた収納計画が必要

スマートエアーズは部屋の空気を吸い込まなければなりません。
スマートエアーズの前に無計画に物を置くと吸い込み量が減少し、空調効率が低下する可能性があります。
そのためにもスマートエアーズ正面の収納に”何をどのように設置するか”計画する必要があります。

通気口設置の可能性

階段下にスマートエアーズを設置した場合、空気の通る量を計算し通気口を設置するケースがあります。
通気口のデザインが居室のイメージと合うか確認しておくことをおすすめします。
(ちろ家画像参照)

注意点の対策方法

まず、効率的に冷暖房できる位置にスマートエアーズを設置するのが大前提です。
(スマートエアーズの目的が達成されなければ高価なシステムを導入する意味はありません)
そのため以下2点を気をつけるべきでしょう。

  1. 階段下の設置は設計士さんや営業さんに検証してもらい、総合的に判断してもらうこと
  2. できる限り契約前に相談しておくこと

スマートエアーズの機械と空気の吹き出し口の位置は空調効率に大きく関わってきます。
私たちより知識と経験を持つ担当さんに提案を練ってもらいましょう。

また提案によって階段位置やサイズが大幅に変更されるケースも十分考えられます。
この場合、間取りに影響し追加費用が発生する場合もあります。
費用増加を防ぐためにも契約前のプラン設計で相談して欲しいと思っています。

ちろの家の場合:階段下に設置&玄関収納の増加

実際にちろの家の間取りはどうなっているかお伝えします。

設置箇所:階段下に設置

「結論(基本編) :階段下に収める」の間取りとなりました。

まず我が家はリビング階段を採用しており、リビングに面した位置に設置できるため
空調効率も問題なく採用が可能となりました。

次に階段サイズが合わなかったため発展型(階段奥の右側)は見送りました。
その代わり玄関収納を増やしました(次の章で説明)

デッドスペース撲滅:階段下を玄関収納に変更

階段右奥がデッドスペースにならないよう土間収納を拡張し、
玄関に直置きする荷物を収納できるようにしました。

例)玄関に収納するもの
・自転車空気入れ
・日曜工具
・子供の三輪車
e.t.c

階段下右奥のデッドスペースについて 玄関からの収納に変更することで解消

ちろの家:実際の写真

写真は内装工事中のものとなります。
※画像をタップすると拡大表示されます

1. リビング側から見た階段下収納
2. 玄関側から見た階段下収納

リビング側から見た階段下収納

正面扉と通気口のイメージ

階段下収納の真正面
通気口のイメージ

クロスと通気口の色は合わせてあります。

収納の計画イメージ

収納の壁側に掃除機と棚を設置予定

細長い物、縦長なものを置くと決めて設計
扉の下を切ることができたらお掃除ロボットもおける?

スマートエアーズ本体

スマートエアーズの本体

正面の通気口から空気を吸い込みます。

スマートエアーズと収納用コンセント位置

機械の上に物を置くスペースがあり、コンセントを高めに設置

狭いですが、収納するものを予め設計しているので必要な分コンセントを設置しています。

玄関側から見た階段下収納

土間収納の正面

土間側からの階段下収納
土間が低い分使いやすい高さ

私の場合自転車修理道具や空気入れが置けることが嬉しいです。
子供の三輪車、電動自転車のバッテリーなどの保管も考えています。

土間収納の奥側

天井は低いが手が届く範囲で奥にも収納可能

まとめ

以上がスマートエアーズの設置場所のお話になります。
スマートエアーズの設置場所と言わず、階段下収納の設計案としても見ていただければなと思います。

◯スマートエアーズ本体の置き場所の案
→階段下に設置すると効率が良い
◯スマートエアーズの本体を階段下におく場合のメリット
・「スマートエアーズの設置」というトヨタホームの間取り制限を解消
・階段下の収納を”より使いやすい形”にできる
◯階段下に設置する場合の注意点
・階段位置によっては使えない
・空気の流れを考えた収納計画が必要
・通気口設置の可能性

参考:

結論はインスタにも投稿してますので保存はこちらをどうぞ

 

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最後に

以上となります。
ここまで見て頂きありがとうございました。

・トヨタホームで全館空調 (スマートエアーズ)を導入し間取りを検討している方
・階段下のスペースを有効活用したい方
参考にしていただければ幸いです

皆さんが納得した家作りができる事を願っています。
家作り頑張ってください ٩(ˊᗜˋ*)و

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