トヨタホーム全館空調システム~スマートエアーズPlus~とは?メリットとデメリットについて

トヨタホーム
トヨタホーム全館空調システム「スマート・エアーズPlus」

こんにちは〜ちろです

今回はトヨタホームの全館空調システムスマート・エアーズPlus」の概要、メリットデメリットについてお話ししたいと思います、

スマートエアーズ自体はいろんな方が紹介されていますが、
スマート・エアーズPlus”ってなんぞ?という点について気になったので確認していきます。

本記事は調査検討した内容についてまとめています。ハウスメーカー選定中の方や導入を悩んでる方の参考になればと思っています。

  • 私は導入するか?
  • スマートエアーズPlusってどんな設備?
  • 導入価格
  • スマートエアーズPlusのメリット・デメリット
  • まとめ

私は導入するか?

検討結果、導入します。

全部同じ温度、暑い寒いを考えなくて良い

就寝時・起床時に暑い寒い言いながら空調つけなくていい

☆全☆館☆空☆調☆という名前がカッコイイ(冗談です。)

そんな感じで導入の方向になりました。

私が導入を決定するまでの検討内容、考え方について下記にまとめてあります。
トヨタホーム契約した人がリアルに導入検討した内容がそのまま乗っていますので
ぜひ参考にしてください。(内容としては下記の方が詳細向けです)

 

スマートエアーズPlusとは?

全館空調システム(スマートエアーズ)と基礎断熱をセットにした空調設備を指します。

寒暖差のある日本の四季。健康で快適な毎日を過ごすためには、空調がとても大切です。
トヨタホームの全館空調+床冷暖「スマート·エアーズPLUS」があれば、吹抜けのある空間も大空間のある間取りでも安心。
さらに床下まで最適な温度を保つから、年中足もとから快適で、健康にくらすことができます。 (トヨタホーム公式ホームページ)

ざっくり言いますと、

  • 大きなエアコンで全ての部屋に風を送り、部屋&廊下を同じ温度にします。
  • 床下空間を断熱して空調された風を送り、床下空間(&床面)も同じ温度にします。

ということです。

スマート・エアーズとは?(エアコン部分)

従来のスマート・エアーズの部分ですね。

これは一般的な全館空調システムで
大きなエアコンシステムから複数の部屋に空気を届けて、家(フロア)全体を空調しましょう
というシステムです。

特徴①: 1階と2階で別々に動作する。(フロア毎に独立したシステム)

トヨタホームのスマートエアーズは一台の機械でまとめて1階/2階を空調するシステムではなく、
フロアごとに機械が独立して設置されます。

これはHEMSで連携することで、生活リズムに合わせてフロアごとに最適な運用が可能となっています。
例えば下記のように必要な空間だけ空調し効率的に運用が可能になると思います。

起床〜出勤出勤〜帰宅直前帰宅〜就寝就寝〜起床
1階通常運転省エネ運転通常運転省エネ運転
2階省エネ運転省エネ運転省エネ運転通常運転

 

 

 

また一つの家に複数台システムが導入されていることにより、”故障に強い”点が挙げられます。

通常1台で家全体を空調する場合、空調が壊れた時に全ての空調が全滅するという真夏・真冬で地獄な状態になりますが、スマートエアーズの場合は生活環境を移すことで修理期間中は対応が可能です。

特徴②:吹き出し口が1階は床、2階は天井に設置される

エアコンの吹き出し口は1階は床に設置され、2階は天井に設置されます。

これはユニットで家を組み立てるため、1階と2階のスペースを取りづらいことからの
仕様だと思われます。

Plusとは?(“床冷暖”)

スマート・エアーズPlusの”Plus”部分のお話です。

これはトヨタホームが考案する”床冷暖”という考え方を追加しているということになります。

トヨタホーム「スマート・エアーズ PLUS

このシステムは

床下空間も断熱して、部屋と同じく空調しちゃおう!! 

基礎断熱して断熱した空間も空調することで

床下と部屋部屋の空気に挟まれている床面はより快適だよね!! 

という考え方になります。

特徴①:基礎断熱

床下も空調するため、熱が逃げないよう床下断熱ではなく、基礎断熱になります。

一般的に基礎断熱の方が断熱性・気密性は高くなる傾向があります。
施工方法は温暖地と寒冷地で違いますので営業さんに確認してください。
※寒冷地と温暖地で基礎断熱の施工方式が違う理由はおそらく、寒暖差とシロアリ対策だと思われます。

据付日当日の配線工事の様子

据付日当日の配線工事の様子周りの黒いのがパッキンになります。

特徴②:部屋の空気を床下に流す

床下を断熱し、部屋の空調された空気を床下に流し込みます。

これにより床下も部屋と同様に暖かくなります。

結果、床面は床下と室内の空気層に挟まれることになり、より温度差がなくなることになります。

 

導入価格

機械の出力によりますが、大体130万(本体)前後の見積もりでした。
高いですが、私たちの場合キャンペーンで割引が入り検討となりました。

設備が高価で従来のエアコンの運用と大きく変わるため、
家族全員が納得した上で導入する必要があると思います。

【参考】
スマートエアーズの出力(kw):1F(4.0kw)2F(4.0kw)
延床面積:約34.5坪 1F:17.8坪、2F:16.7坪
建築予定:千葉県北西部

考えられる導入メリット

説明したスマートエアーズPlusですが、
従来のスマートエアーズを改善した物なのでメリットは大きく変わらないと思います。
※入居後に改めて体感も含めて報告したいと思います。

・ヒートショック予防
・部屋、廊下、玄関の温度差を緩和
・全館空調の効率運転

 

考えられる導入デメリット(課題)

こちらについても従来からのデメリットは引き継ぐと思います。

・冬場の乾燥
・ランニングコスト
・導入費用
・ふきだし口(ガラリ口)による家具設置の制限
・スマートエアーズ本体の設置による間取りの縮小

ただし、スマートエアーズPlusだからこそ発生した問題もありました。
”基礎断熱空間の空調→大容量のエアコンが必要→導入コストアップ”

一階のエアコン出力が足りない!?基礎断熱空間も空調するから容量アップ

よく考えれば当たり前でした。
だからこそ見積もり時に考慮して見積もりに反映して欲しかった。。。

スマートエアーズPlusは基礎断熱した床下空間も空調します。

どのように空調するかというと、床下空間には排気ファンがついており、1階の空気を吸い込み空調します。

単純に”空調する空間に床下空間が増える”からエアコンの容量が大きくなる
ということです。

[2022/07/10]更新
間取り確定時に再計算した結果、1階の全館空調の容量は変更しなくて良い結果となりました!
ただ今回運よく変更なしとなりましたが、念のため確認しておくことは必要だと思います。

まとめ

スマートエアーズPlusの説明は以上となります。

ざっくり、スマートエアーズ+基礎断熱+床下も空調します。

ということですね。

導入するにあたっての具体的なメリットとデメリット、具体的な値段など別記事で紹介してますので是非ご確認ください。(こちらの方がより詳しいです。)

最後に

以上となります。
ここまで見て頂きありがとうございました。

これから住宅購入を考える人、HM検討している人、全館空調導入を検討している人
参考にしていただければ幸いです

皆さんが納得した家作りができる事を願っています。
家作り頑張ってください ٩(ˊᗜˋ*)و

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