こんにちは~ちろです
トヨタホームの全館空調システム「スマートエアーズPlus」の概要、メリットデメリット、導入するにあたって検討した内容を紹介したいと思います。
トヨタホーム「スマート・エアーズPLUS」の導入に迷っている方、
考えている方の参考になればと思います。
ちろゆきは全館空調するか?
検討の結果、導入します。
デメリット(リスク)の対応策について検討し
納得した上で導入できたと思います。
【前提】スマートエアーズPlusとは?
全館空調システムと基礎断熱をセットにした
スマートエアーズPLUSという商品になります。
概要は下記で説明してますのでよろしければどうぞ。
スマートエアーズPLUSのメリットは以下となります。
デメリットは以下となります。
デメリットを如何に回避、対応、受け入れるかが導入する上での検討観点です。
考察した内容
その内容についてお伝えします。
検討①:導入価格が個別エアコンより高い点
全館空調の導入費用は120万前後で個別空調より高いです。
高い初期費用とメリットを比較し、納得できるか考える必要があります。
結論:値引きにより価格面は納得
個別空調を導入するより安くなったため金額面は納得しました。
検討②:電気代がかかる(ランニングコスト)
人がいない空間も空調します。
個別空調なら全部屋エアコンつけっぱなし&ドア開放状態です。
費用について納得できるか?電気代に悩まされないか?の疑問を払拭する必要があります。
結論:3点の対策を講じることで納得
1.太陽光による自己生産でコストを抑えること
2.断熱性能の向上
3.最も利用する部屋を個別空調にすること
この3点により電気代を減らし”多少の電気代上昇は問題なし”と結論付けました。
太陽光の搭載はNearlyZEH基準となり、ある程度電気代をカバーできると判断しました。
また別途シミュレーション結果を提示していただき、電気代の目安を決めました。
断熱性能を上げることでエネルギーロスを減らし効率運用を目指します。
具体的には6地域でHEAT20G2(UA値0.46)を目標にしました。(現在UA値0.49)
また気密測定業者を介入させ、施工品質をあげる予定です。(トヨタホーム合意済み)
個別空調の導入について、テレワークで終日利用する2階書斎は個別空調としました。
2階にもお手洗いを配置しており、短距離移動の寒暖差は十分許容できます。
これにより日中の全館空調をより効率的に運転し光熱費を節約します。
以上により光熱費増加のリスクについては許容しました。
検討③:故障時の対応
故障した時、影響範囲と修理期間は?サポート体制はあるのか?
確認し検討しました。
結論:サポート体制、故障時の生活を検討し対応可能と判断
◯サポートと運用実績について確認
・初期保証(無償修理):10年
・専門のサポート部門が存在
・修理期間について、部品交換修理、全取替がメイン。一般的には1週間以内
・スマートエアーズ発売以降、故障による全取り替え(故障前の寿命取り替えは除く)はない
◯1階のスマートエアーズが壊れた場合の生活を想定
・元々2階に主寝室があるため寝床に困らない。
・(空調が壊れても)1階はキッチン、風呂、洗濯のみ利用のため、影響は少ない。
※ごはんは2階で食べれば良し
・階段にロールスクリーンを設置することで暖気・冷気の遮断を実施
◯2階のスマートエアーズが壊れた場合の生活を想定
・就寝場所をリビング&和室フロアに移動
・仕事部屋は個別空調のため影響なし
◯1階/2階両方のスマートエアーズが故障した場合の生活を想定
・そもそも滅多に発生しないケース。同時に壊れる可能性は低いと予想。
・最悪2台同時に壊れた場合・・・実家に避難!!!!
徒歩5分圏内に実家あり。元々2世帯を想定しており2居部屋とLDKが余っている。
実家は反則かもしれませんが、使えるものは最大限利用します。
サポート体制と故障時の生活がイメージできたためOKとしました。
検討④寿命による交換コスト
スマートエアーズが寿命を迎えた時、交換費用は幾らかを確認。
10年~:部品交換の可能性あり
本体の交換:2台で約60万とのこと
結論:値段も含めて許容
交換費用については許容としました。
一応以下の話が判断材料となります。
・10年は無償交換である点
・(営業さんが聞いた話として)15年以内に全交換になった事例は今のところ聞いてない点
・交換時に初期導入よりは安く交換可能
・設計段階で全部屋個別空調が付けられるよう準備しておく(ライフスタイルの変化に対応)
電気設備(家電)なため、買い替えや故障は覚悟します。
リスクを許容するという点から導入にあたって一番悩んだ部分です。
検討⑤:乾燥
冬場、湿度は相当下がるとのこと。
乾燥による実害と対策を検討しました。
結論:冬場は加湿器併用で対応。冬以外はそもそも乾燥に困ったことがない。
まず、夫婦の経験として乾燥に困るのは冬の就寝時でした。
喉がイガイガして不快という点です。
それ以外は?と考えた時、正直困ったことがありません。
夏は就寝前に予め冷やしてから寝るため、冷風や乾燥で不都合が起きたことはないです。
その結果、冬場は送風しきの加湿器をつけることで十分対応できると判断しました。
2階に手洗いをつけており、加湿器の水も入れられます。
検討⑥:スマートエアーズの本体を置く場所が取られる。
スマートエアーズの機械を設置するスペースが必要です。
1階は半畳分(扉考えると1畳分)
このスペースに納得する必要があります。
結論:全館空調を導入する前提の間取り検討していたため納得
導入前提で間取りを考えてトヨタホームに決めました。
トヨタホームに関しては導入に悩んだら”とりあえず導入”で間取りを作る方が良さそうです。(後から抜く分には広くなるので問題は起きにくいです)
もし間取り決定後に全館空調導入を検討したい場合はどうするべきか?
施主さんは設計士さんと
妥協せず納得いくまで間取りを調整するべき
だと思います。
HM決定する際、間取りに十分満足した上で契約したと思います。
全館空調導入は敢えて満足した間取りを変更する訳ですから
妥協による後悔はHM選定の後悔に直結します。
検討⑦:空気の吹き出し口の位置による家具設置の制約
トヨタホームの全館空調は吹き出し口の位置に特徴があり
1階は床に、2階は天井に吹き出し口があります。
吹き出し口の位置はある程度決まっており、家具の設置場所に制限が出ます。
結論:間取り検討時に家具位置を検討し納得
私はHM選定時の間取り打ち合わせで設置家具のリストを作り、
合わせて検討しました。
結果、制約も考慮の上納得した間取りを作りました。
また副産物として”本当にその家具が必要なのか?”を考えることが多くなり、
間取り上は収納が増えデッドスペースが減りました。
まとめ
以上となります
(長い記事を読んでいただきありがとうございます。)
全館空調は家電であり、
初期費用も運用費用もメンテナンス費用もバカになりません。
だからこそデメリット(後悔のリスク)としっかり向き合い、
本当に必要か検討することが重要だと考えています。
皆さんが納得した家作りができる事を願っています。
家作り頑張ってください ٩(ˊᗜˋ*)و
コメント
自宅建てたらその絵をアイキャッチ画像にすること